🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

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【もうすぐ入学】少しずつ新学期が始まる準備が整っていく毎日

by Jade

今日は今学期から入学する大学から初めて郵便物が届きました。
…メールではなく郵便物です。

入学願書から合否通知、その他連絡はすべてオンラインで手続きが済んだので(新型ウイルスに関係なくすべてオンラインです)突然の郵便物にもしかしたら悪い連絡なのかと思ってしまいました。心当たりはありませんが、誕生日やクリスマスでもない限り、事務的な郵便に良いものが少ないような気がするので…

届いたのは公共の乗り物のパスでした。学生になると通学のために市内と近隣の州の一部の地下鉄やバスが無料になります。正しくは半年分の学費のような手数料に含まれています。

以前はドイツの国立大学は無料だったのですが、少し前からこの学費のような手数料が半年ごとにかかるようになりました。主に図書館の本の管理やITの設備に当てるという名目で大学が有料になったと記憶しています。
他の国々にくらべれば比較にならないほど微々たる学費(手数料)でも、ドイツには「公立の学ぶ場所で料金が発生するとはどういうことだ」と不満に思う人たちも多いようですし、実際にこのような「学費」システムの導入の際には各地でデモが発生したニュースを記憶しています。でも私はこの電車の無料パスだけでも元が取れていると思います。

私がカレッジに通っていた昔とは違い、今は学食もとてもおしゃれなになったし、普通のメニューのほかにも構内に格安で有機食材を使った食事を提供するところやカフェも増えていました。ドイツには何年でも大学に残り続ける人が一定の割合いますが、気持ちはとてもよくわかります。

通常でしたら10月から始まる新学期も、今年はウイルスの影響で11月からになりました。早く通学をしてみたいと思っていますが、とりあえずまだ片付けることも少し残っているのでちょうどいいのかもしれません。
1.5m以上のソーシャルディスタンスを取りながらの講義というのもどうなるのかわかりませんが「学校に通う」ということ自体が今から楽しみになっています。

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