有名なドイツ料理の1つにジャガイモで作るポテトサラダ(Kartoffelsalat カルトッフェルサラダ)があります。
日本ですと「ジャーマンポテト」といわれているものもありますが、どちらかというとこれはドイツで「Bratkartofel」=炒めジャガイモと呼ばれている料理、日本で言われる「ジャーマンポテト」ではありません。
ドイツのポテトサラダは、日本でいわれる普通のそのままで「ポテトサラダ」のほうが近いです。
ドイツのポテトサラダのほうが、普通はマヨネーズと酢でトロトロ感があるかもしれません。
日本のジャーマンポテトの作り方の動画
日本のポテトサラダの作り方
ドイツのポテトサラダの作り方
ドイツの炒めジャガイモの作り方
色々書いてみましたが、私は自分ではカルトッフェルサラダ=ポテトサラダは作ったことはありません。
炒めジャガイモ(Bratkartofel)は自分で作りますが、カルトッフェルサラダ=ポテトサラダはスーパーやお惣菜屋さんのでとてもおいしいからです。
私はよく近所のポルトガルの人が経営している魚屋さんでもポテトサラダを買います。ポテトサラダも何種類かあり、定番のもの、少しマヨネーズと卵が多いもの、ハムが入っているもの、などなどありますが、私はワサビ入りのものが気にっています。
このポルトガルのオーナーのオリジナル・日本風ポテトサラダというよりは、フランスにはこういったポテトサラダにマスタードを入れたものもあったので、そこにインスパイアされてワサビを入れて作っている “彼が思っている日本風” なようです。
ヨーロッパにも現地産ワサビはありますが、白くてあまり辛くない「西洋ワサビ」です。これはこれでとてもおいしく、魚料理や肉料理にも、パンにはクリームチーズと混ぜて食べるものもあります。このポルトガルの魚屋さんのポテトサラダのワサビ入りは緑色の日本のワサビが「wasabi」 の名前で入っています。
このお魚屋さん、ワサビ・カルトッフェルサラダが一番人気なので、午後に行くともう売り切れていることが多いです。
ただこのお店、お子さんの夏休みに合わせてすでにポルトガルに行ってしまいました。またお店を開けるのは8月になってからです。
仕方がないので私はスーパーで買った普通のポテトサラダにワサビを入れ、自分で作ったような顔をしています(←オイ)
ポテトサラダさえ買ってきてしまえばワサビを少量入れてかき混ぜるだけの、1分以内できる「ジャーマンポテトサラダ・ポルトガルの日本風」です。
作り方 : 日本のポテトサラダ(=ドイツのポテトサラダ)にワサビを少し入れる。
これで完成です。
日本のお惣菜にあるポテトサラダでも充分いけます。
トロトロ感がなかったら、少しマヨネーズを入れて混ぜれば大丈夫です。
コツはワサビはほんの少量で充分なこと。これだけ守れば、失敗のしようがないサラダです。