カフェ・アカルタマの閉店まであと2日となりました。なんどもこの日記帳に書いてようと試みたり、消したりをくり返しました。
カフェを運営することで本当にたくさんの方々とお会いすることができ、お話させていただくことができたことは、私共にとって一生の財産です。
それを「感謝」という一言で表せるかわかりませんが、それしか合う言葉が見つかりません。
「お礼」という表現も適切かわかりませんし、どなたへのお礼が適切かということもわからないのですが、閉店までの6月5日の売上は、東北地方への義援金と、いつものとおり国境なき医師団への寄付金とさせていただきます。
世の中にはお金をたくさん持っている人達もいらっしゃれば、戦争や災害などで家や家族をなくしたり、心身の健康を必要としている方々もたくさんいらっしゃることと存じます。
上を見ればキリがなく、下を見てもキリがあるわけでなし、私共は過不足なく、いえそれどころか過分なほどに自分達の身の丈において、最上級に幸せだと実感しています。
…といいましてもこの先の住所未定、居住国未定(多分ドイツ)、仕事不安定と、すべてにおいて予定は未定、普通の感覚で見ればかなり心配な状況のようです。ただ、さて、次はどこに住もうかなと、そんな自由があるだけです。
カフェを閉めることには寂しさが募るばかりですが、それでも片足がいつも日本に残りきりだった状態からやっと抜けることができ、これからが大いに楽しみなのも、偽りのない本音です。
そのように前向きに思えるのも、一重にカフェにお越しくださった皆さまのお蔭です。いつもありがとうございます。
あと2日、心を込めてカフェ業務に集中です。