まず自分がきちんとお化粧ができるようになりたいと思ってまず思い浮かべたのは、やはりインターネットで調べることです。とくにyoutubeにはとても助けられました。
日本向けにいろいろ調べていてまずぶち当たったのは、言葉の違いや意味がよくわからないことでした。慣れればすぐにわかることですが、私にとってはyoutubeを見る以前に色々な言葉を検索して調べる必要がありました。
以下、例をあげますと…:
プチプラ → プチなプライス?
…小さな値段、安い値段=廉価な商品のことです。
デパコス → 百貨店で取り扱いがある化粧品(コスメ)
…「プチプラ」の反対語として「高額な化粧品」のような意味で使われるようです。
あと、私はおばあちゃん子だったので「お化粧をする」と言っていましたし、今でも言っているのですけど、これはどうやらほとんど死語なようです。
現代語では「メイクをする」あるいは「メイクする」が、より自然な口語でありそして文語なように見受けられます。
メイクアップではなっくて、メイクする …→ meke = 作る → メイクをする=「作る」を「する」 → do と make …
などとわけのわからない揚げ足を脳内でぐるぐるさせるのはただの愚問です。言葉とは生き物です。使われてこそ生きるのです。
なので、メイクアップの省略形と「する」という二重の動詞でも「メイクをする」あるいは「メイクする」は、正しいのです。
ははーんと、理解しました。
あと一つ、たまにカタカナで見かける「メイキャップ」とは「メイクアップ」のことだということです。突然腑に落ちました。
むかーし昔、野球のアニメを見たときに
「思い込んだら〜」
という歌詞を
♪「重いコンダーラ〜」
と信じ込んでいた時のような気持ちです。コンダーラってなんだよという話になりますが、「コンダーラって何」と当時まわりの大人は誰も答えてくれませんでした。わかるわけがありません。「♪思い込んだら」だと気がついたのはだいぶ大人になってからです。
当然「メイキャップ」はシャワーキャップのような帽子のようなものではなく、「メイクアップ」のことなのです。当たり前すぎてお話にもなりません。自分でも呆れてしまいます。
子供のころ、よくわからずに「メイキャップ・アーティスト」に憧れていましたが、私は一体何になりたかったのでしょうか。
そして「プチプラ」「デパコス」に続き3つ目のカテゴリーが「海外コスメ」です。
海外コスメ → 日本以外のメーカーの商品
…基本的に身近にあるものや消耗品、とくに気に入っている物はすぐに近くで買えないと私はなぜかとても不安になるので、私が買うなら「(日本からみた)海外コスメ」一択です。
よく日本の方からお話を伺ったりインターネットでも読んだりするのは、「海外コスメ」は刺激が強い成分が入っていたり、日本人の肌には合わないことも多くあるということです。
ただ幸か不幸か…たぶん「幸」です…私は「日本コスメ」をあまり使ったことがないので、比較のしようがありません。たぶん「日本コスメ」のほうが繊細で優秀な感じがするのは、なんとなく私もわかる気がします。
欧州内は案外同じようなものがドラッグ・ストアや百貨店に並んでいるますが、ほどんどがドイツ製かフランス製です。イタリア製もあるかな…。
性能も流通事情も、結構きちんと調べました。
そういえば自分に手間暇かけるテーマから外れている気もします。と、夏が過ぎていきました。
