今日は6月5日です。6月5日は、最初になにか理由があったわけではありませんが私には縁が深い日になっています。
13年前、日本でカフェ・アカルタマをオープンした日
偶然区切りがよかったので、クローズの日も6月5日
「縁が深い」というには2つしかありませんが、またまた偶然区切りがいいことに、ずっと準備をしていた新しいサービスを始めるのにちょうどよく、今日6月5日にサイトをインターネットにオープンしました。
一番始めにミュンヘンでジュエリーのショーに出展してから、早いもので15年が過ぎていました。その間にも自分の展示会の他に、いろいろなメッセや展示会、ショー、イベントに参加させていただいたり、お手伝いで呼んでいただいたりしました。
今まではただお声かけいただいてイベントのお手伝いをさせていただきましたが、この度きちんと形を整えてメッセのお手伝いとコンサルタントも含めて新しいサービスとして始めることにしました。
「コンサルタント」は今まですべて込みで行っていましたが、カテゴリー的に「コンサルタント」と名乗っているわけではありませんでしたが、これまでにもドイツのメッセについて私にいろいろ質問してくださる方々もいらっしゃいました。質問されれば「何かのお役に立てば」とべらべらと余計なことまでお答えし、私が答えたその内容がそのままブログに、まるでご自分の経験のように書かれていたことが何度もありました。
私の経験をお話した内容が、あたかもご自分の経験のようにブログやソーシャルメディアで発信されている方も何度かお見受けしました。私も「その後どうされたかな」と皆さまのブログ等を読ませていただくこともあります。そして自分の話した言葉をそこで読んだとき受ける衝撃…裏切られたような騙されたような、悲しいような怒りのような、そんな気持ちになることはお察しください。他の誰にもわからなくても私にはそれが私の言葉と経験だとわかりますから。
私にとってその15年は経験の宝庫です。気がついたらヨーロッパで同じ数だけメッセに行っている日本の方、または日本出身の方は誰もいない、私が「これは自分がヨーロッパで唯一で一番」だと言えることになっていました…色々なメッセに足を運んだ数が、です。たぶん私くらい多岐分野のメッセに行っているヨーロッパの人達もあまりいないと思います。出展ではなくてビジター(来場者)として行ったメッセまで数えたら、、数えきれません。
メッセをお手伝いする新しいサービスは Hanseatic Messe Confidant and Alliance の名称の下で運営いたします。
ハンゼアティック・メッセ・コンフィダント・アンド・アライアンス HMCA ハー・エム・ツェー・アー です。
ハンゼアティックは、ハンザ同盟の形容詞「ハンザの」という意味です。
私が住むハンブルグの正式名称は「自由ハンザ都市ハンブルグ」。ここを拠点に、今まで通り皆さまと、また新しくご縁がある皆さま方の、楽しく収穫の多いメッセをお手伝いさせていただきます。
長くなりましたが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。