ドイツの再統一記念日が近づいた先週末、私はウィーンに行っていました。
その帰り道の電車を、私は珍しく寝台電車にて、ウィーンからの名残惜しさたっぷりでハンブルグへの帰路につきました。
ドイツ北部ですと、今の時期の日の出は7時半近くでしょうか。ちょうどその頃に目を覚ましますと…

場所はドイツのちょうど真ん中に位置するゲッティンゲン Göttingen の駅を通過するところで、窓の外には大きな大きな虹がありました。
寝ている間ににわか雨でも降っていたのか、また日の出の太陽のせいなのか、地面から地面へ、しかも二重、さらになぜなのかよくわかりませんが、なかなか消えない虹でした。
ゲッティンゲンからハンブルグまでは、寝台電車の速度ではまだまだ何時間もかかります。
思いのほか快適な寝台電車と、ふと起きて見た虹のお陰で、かなりゆっくり休みをとりながら「なんだか良いことがありそうな気がするなぁーー」とまじめに思いながら、贅沢に二度寝の寝ぼけ心地でハンブルグへ帰ってきました。


たくさん走っても続く虹は、私のスマホのカメラには収まりきれない、大きな虹でした。