41
表通りからはわからないのですが、現在私が住んでいるところの裏は野生地帯になっています。
かっこよくいえば小さな森のようなものです。でもやはり漢字で書くなら薮とか野生地帯のほうがあっているような、天然ですがワイルドな場所です。
春から夏にかけては草が茂ると、とりあえず行政から委託された方々がたまに道なき道の草を刈って、やっと普通に通れるようになります。 が、またすぐにその道も草に覆われてしまいます。
私の住んでいる区には、スカンジナビア半島と同じく氷河期の地滑りの名残で沼や池のようなものがたくさんあります。 天気が良くても、薮の中はこの時期はまだなかなか地面もすっきりとは乾きません。
私は作業時間が長くなると、この沼地のような野生の中の道を歩くのが楽しみになっています。 中には私でもわかる、絶対に食べられる木の実もあるので、たまに採ってきます。
リンゴ
さくらんぼ
ブラックベリー
リューベックにいたころからちっとも進歩していません。 そうだ、せっかく散策するなら木の実図鑑でも持ってでかけてみようかな、それともスマホの広告に出てきた植物の名前がわかるアプリをダウンロードしようかな。。