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今から何年も前、…正確には2003年ですが… 初めて展示会のため「ジュエリーと香水の共通項 -synchronicity-」をコンセプトに、嗅覚と視覚(香水とジュエリー)の合ったデザインのジュエリーを作りました。
当時私が好きだったのが「Fleurs de rocaille 石の花」という香水だったので、この香水のイメージのデザインを真っ先に作りました。とても有名な名香ですし、私にとってはその名前からも物語やデザインが作りやすく、岩の間に咲く花のジュエリーをシルバーと少しのK18と、ごろごろとした天然石で作ったものです。
あれから何年か経ちましたが、私にとっては「石の花」のジュエリーは自分の中の名作、最も大切なデザインの一つです。今回はドイツのデザイナーと共同で作り、やはり思い出の深いものとなりましたが、初代のデザインもただ今アイテム数を増やして制作中です。