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ベルリンは「世界一、森の多い首都」と言われているそうです。街中に森や公園がたくさんので、それは満更拡張でもないのだろうと、私は思います。
ドイツの東西統一直後、初めて訪れたベルリン、特に旧東ベルリンは、夏に行ったにもかかわらず、どことなく暗く威圧的な空気を漂わせているように思え、大きな街なのに驚くほど静かだったことをよくおぼえています。
その後何度もベルリンに行く機会がありましたが、その度に街も人も空気も変わっていくように、私には見えます。
古き良き街は世界中といわずも、ヨーロッパ中にたくさんありますが、ベルリンは大都市になることを前提に設計された、「古き良き」も「影も日向」も兼ね備えた「これから」の街だと思います。
観光で行くすばらしい場所と、住んですばらしいと思える場所とがあるので、生粋のベルリンっ子の友人などに聞くと「ベルリン？良い面ばかりじゃないけどまぁ暮らすのに悪くはないわね」という程度でも、ベルリンの住人だったことがなく、いつも訪問者の私は積極的にベルリンが好きです。それでも身内や友人が住んでいるので頻繁に行きますし、今では仕事でも外すことのできない場所となりました。
そのことが私にはとても嬉しいですし、行く度にどのように進化していくか、それもとても楽しみです。
全くの余談ですが「ベルリン」は、カタカナで書くと名前もとてもかわいいと思います。「ベル」が「リンリン」と鳴っているようで…