先週末からクリスマスのアドヴェント Advent (準備期間とか待機期間と訳すようです)がはじまり、街中が明るくなりました。日照時間は短いですが、私はこの時期がとても好きです。
北方の冬を明るく楽しくする伝統は、やはり昔の人たちの知恵だと思います。冬至ですからね…何教とかに関わらず太陽の恵みのありがたさを実感できるのも、冬ならではなのかと思います。
毎年クリスマスまでの4週間は、何度でも街中をうろうろします。たぶん日本のお祭りの日のように、いろいろなところろからおいしそうな香りが漂ってきますし大混雑しているその人たちからも幸せオーラのようなものが出ているし、色々あるマーケットの中でもとにかく私にはクリスマスのマーケットは格別です。
ヨーロッパ各地でもクリスマス・マーケットは出ていますが、私はやはりドイツのクリスマス・マーケットが一番好きです。実際に美しく楽しいですし、とくに自分の住んでいる所への愛着が沸きやすいのだと思います。今の言葉でいうと「地元愛」でしょうか、私はサッカーチームもころっと住んでいる地域へ愛着をわかせることができます。
昔住んでいたリューベックのクリスマス・マーケットもとてもかわいらしくて大好きでした。時間があればぜひ行きたいのですが、今年は無理かな…と頭の中でヒトリゴトをぶつぶつ唱えつつ、何かと用事を見つけては街中へ行く私のアドヴェントの期間です。
↑ハンブルグのショッピング通りには、ヨーロッパ中から人が集まってきたのかと思うほどたくさんの人で賑わっています。
皆さんなにをそんなに購入されるのだろう…と気になりつつ、この大混雑の中に行く元気は、たいていの場合私にはありません。