何の自慢にもなりませんが、私は昔々、調理学を履修していたくらい、料理を作るのが好きです。食べ物に好き嫌いはありませんし、基本的にオリーブオイルとチーズを摂取しない日はないのでその二つがあれば、どこに住んでも自分の好きなものを作って生きていけます。
でももし今、日本で「さぁ、私が「料理を作って差し上げましょう」と言ってみたところで、本当に喜んでくれるのは、まぁどんなに多めに見積もっても1人しか見当がつきません。
そんな私にです、ドイツやスイスの友人から「この間作ってくれたスパゲティのタレ、どうやって作るのか教えてほしい」とメールが来ることがあります。
いやー、なんと恐れ知らずなことかとびっくりしますが。
たまに食事などに呼ばれて食べ物が足りなそうだったり、もうちょっと何か食べたりないとき、麺類(西洋の麺類)、オ リーブオイルや塩などどこのお宅でもありそうなもので麺をゆでるくらいの時間内にできるような、簡単でも普通においしく食べれるものが作れるので、これは もしかしたら私は手抜き料理の才能があるかもしれないと最近思い上がってきました。
友人宅に生クリームときのこがあったときは、翌日も呼ばれて同じスパゲティとソースを2日続けて作りに行ったことがあります。
日本で喜ばれずとも、どこの国でもいいんです、どんな分野でもいいんです、自分ができることでどなたかのお役に立ち喜んでいただけることができるというのはありがたいことだと思っています…自画自賛ですみません。