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光の速度で進むヘブライ語の講義・最初に自力で読めた言葉は「ダビデ」

by Jade

本当は取らなくてもいい講義のリストの中にヘブライ語を見つけました。以前から興味がありましたし、今なら時間があるのでとりあえず取ることにしました。

とりあえず取ることにはしましたが、ははーん、現代のヘブライ語とは違うのねと、旧約聖書が書かれている言語が「聖書ヘブライ語(古代ヘブライ語)」だという名前だと知ったのは講義が始まってからでした。

現代ヘブライ語との違いもよくわからないまま始まり、数ヶ月で旧約聖書の原文で読めるようになるわけないわなと私はナメてかかっていました。でも1回目の授業で文字を習い、2回目の授業で旧約聖書の最初の部分を音読しています。文字もまだよく読めませんが、カタカナとアルファベットを組み合わせてなんとかなっています。こういうときに、私はカタカナは文字の歴史の中で最高の発明だと思います。

ただ、ヘブライ文字そのものはまだ読めないのが目下最大の問題です。明後日の3回目の授業までの宿題は、もちろん文字を覚え、単語を読んで文字を読むことを極める課題が出ています。たぶん宿題を完了するのは間に合いません。少し読めてもまだ意味はわからないのですが、とりあえず読んで音読の繰り返しの練習です。
そんな中で一つ、初めて文字一覧表を見ずに読めて、しかも意味がわかった言葉がありました。それは「ダビデ」です。
あーダビデ!ディヴィットね、うんうん、人名だわ…ダビドダビド、私にとっては光のような速さで進む講義に、かたつむりのような速度でやっと一言、自力で読めました。本当に嬉しかったです。

他の人たちはどうしているかというと、ほとんどの人たちはヘブライ語の講義をやり直しているのでだいぶもう読めているっぽいです。ヘブライ文字さえ読めない人は少ないですね…なんてこった。
講義が全部オンラインになった副産物は、辞書やドリルのような教材、参考教材がどこからともなく譲るよというお話がかんたんに舞い込んでくることだと思います。そして必要なものをSNSのグループで聞くと、教材が必要なくなった人が簡単に見つかり、借りることができます。もっとかんたんにデータで飛び回っていたり。
私が買ったのは辞書だけです。辞書だけは自分のものがなんとなく欲しくて。レアな言語なのでiPadに入るようなものはなく、分厚い分厚い、ハードカバーのやつです。

専攻の宗教学がまったり始まってくれたお陰で今はヘブライ語に集中できています。今学期が終わっても忘れないように、真摯に学ぼうと思います…と今は思っています。
まぁ覚えてもコニュニケーションに使う機会はたぶんないけど?

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