🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

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今期からドイツの地元の大学に入学することになりました。 と、そこにいたるまでのお話【専攻は宗教学】

by Jade

思い返せばちょうど2ヶ月半前の7月の始めころから、ふと思い立って周りの物の片付けと大掃除をしました。​自宅の身の回りの物はもちろん、以前からほんのり少しずつ温めてきた自己内構想を思い切って実行することにしました。

まずは大学に行って再勉強することにする

それは大学に願書を提出することです。

と、願書を提出するにあたり、それには少し仕事も片付けなくてはと思い、その日そのまま手元の在庫を目の前におき、知り合いや知人業者に連絡を取りました。
連絡の返信やそのまた返信には少し時間がかかりましたが、実にあっという間に「商品在庫」がなくなりました。
この私の状態を例えるならば、本屋さんが在庫と店頭の本を、必要な人に格安でお渡しし、お店がからっぽになった状態といえます。

大学に行って勉強をしようと決め、本当に一瞬のうちに、20年近くに及んだ私のビジネスの一章がまた終わりました。新型ウイルスの影響や、それに以前から温めていたとはいえ、こんなに呆気なく終わったことに自分でも未だに驚いています。

もちろん大学に願書を提出しても合格するかどうかはわかりません。
ただドイツの教育システム上、8割方は合格するだろうなと自分では思っていました。
でもこれで合格しなかったらどうしよう…と、基本はビビリで小心者の私は内心びくびくしていました。

片付けるものも片付けたし、お送りさせていただけるものはお送りさせていただいたし、時間や諸々に余裕ができたので、そうだ合否にびくびくしていてもしょうがない、旅にでも出ることにしました。

夏に毎年開催されるフランスの展示会はキャンセルになりましたが、電車のチケットは9月末まで有効なので、とりあえずそのチケットが使えるフランスへ。
…と、フランスについた日の夜、爆発事故に遭遇しました。

定宿の近くで爆発事故:フランス

こんな感じです。

ストラスブールでいつもお世話になっている定宿から200m足らず…100mちょっとのところにある改築中のスポーツジムでガスボンベが爆発したそうです。宿泊中のホテルでも爆音が聞こえ、さすがの私も起きてしまいました。
状況もよくわからなからず、ホテル自体に被害があるわけでもなかったのでそのまままた寝てしまいましたが、翌日は現場の前の商店の窓は軒並み壊れていました。昨夜夕飯を食べた現場の隣のタイ料理屋さんも臨時休業?

深夜だったことと、爆発のエネルギーが主に上方へ向かったようなので、怪我人はなかったそうです。
小心者の私がそんな爆発現場の近くにいるとは。

それでも大好きなストラスブール

仕事では来ているわけではないので、数日間とても自由に、そしてぜいたくにゆっくりと時間を使うことができました。

爆発事故は事件性があるものではなく、ストラスブールを充分に楽しみました。が、9月に入ってすぐにフランス中のほとんどの都市が感染リスク地域になってしまいました。こうなるとドイツに帰ってからが面倒です。
フランス一周旅行は諦めてそのまま南へ、スイスに行くことにしました。

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