夏至も近づき陽も長く暖かい季節です。例年でしたら毎年この時期は私はフランスのアルザス地方にいます。大きな展示会があるので行くわけですが、ちょうど夏のセールの時期でもあるので、私は何日か余分に時間を取って行っています(決して買い物を目的に行っているわけではありません?)。
同じようなチェーン店系のアパレルのお店でも、すでに暑いアルザス地方のストラスブールは、北ドイツよりも夏服の種類が豊富な気がします。
国境を越えてすぐのドイツ側、黒い森地方のフライブルグに住む友達は、なんでわざわざフランスで買うのかわからないと言います。フランスのほうが消費税も高いですし、彼女のいうことは本当は正しくもっともです(南ドイツとフランスでは、私が知る限り商品はほぼ同じです)。ドイツだってセールの時期だとか、色々言われますし、実際この辺のフランスの人たちは、機会があるならドイツ側へ行って買い物します。誰だって同じものをわざわざ高額で買おうと思う人はいないと思います。
(余談ですが、レストランやカフェも仕入れはドイツでされる場合がほとんどです)
でもいいんです。帰るときに少し荷物が増えても、私はこの時期、フランスで夏服を買うのが好きなのです。北ドイツでは種類が少ないワンピースを、この夏至前の酷暑のフランスで買うのが好きなのです。自分の気に入っている毎年の習慣なんです。
ただ問題もありました。
せっかくのかわいいワンピースも北ドイツでは気候が違いすぎて涼しくて着れる日が少ないことです。
気候の変動で北ドイツも暑い日が増えて、夏服が着れる日が増えるのはある意味悪いことではないなと、私はたまに思ったりします。
そして今年、夏の楽しみが一つ増えました。
私の好きな日本の帽子のブランドさんにドイツまで帽子を送っていただいたのです。サイトを見て一目でとても気に入ったので本当に嬉しいです。
天気予報によると来週から暑くなりそうなので、あまりにも暑いと気が滅入りますが、今年は日本から帽子も届いたので私はかなりハイテンションでポジティブに夏が迎えられそうです!
落ち着け自分