世間はすっかり夏休みです。
7月1日からドイツで消費税の減税が始まり2週間が経ちました。一般的な消費は19%→16%、食料品などは7%→5%になりました。
世の中には色々な意見があり、ニュースで見たり読んだりしていると「もっと減税しないと意味がない」とか「消費者にはほとんど恩恵がない」というような意見もあるようです。
私自身は普段の買い物がスーパーとドラッグストアが多いので、うっすらと「なんだか安くなった気がする」と実感できます。
実店舗ではとくに衣料品などは便乗値下げもあるようですが、あまりぱっとしないような話が多いのはマスクのせいなのかもしれません。お店に入るときはマスクをすることが義務付けられているので、お店に入らない=お店でものを買わない。ネットで安く買えるならネットで買うわ。そのくらいドイツの人たちはマスクが好きではないようです。ロックダウン中にすっかりネットで買い物をすることに慣らされている人も多いと思います。
観光業に携わる方々もまだまだ大変な時期が続きそうです。
EUの中は比較的自由に旅行に行くことができますが、私の広くもない半径内ですと、知人・友人は今年はどこか行くならドイツ内、あるいはどこにも行かない、という人が多いです。暗い気持ちからというわけではなく、まぁそんな夏もいいかな、という程度だと思います。
消費税が下がるのはありがたいことですし、欲しかったものや必要なものは買えばいいけど、だからといって不要なものまでわざわざ買わないよね、というのが自分も含めて正直な感想なのだと思います。