大変盛り上がっていたサッカーのワールドカップの終演に合わせるように、世の中では夏休みになったようです。
うちの裏の小学校も幼稚園からも子供たちの声もなく、チャイムもならず、しばらく周辺で静かな日が続きます。
さて、ワールドカップはドイツが優勝しました。大変嬉しいですしおめでたいことです。
予選のころからそうですが、ドイツが点を取るとご近所さんのどこからか花火が上がりました(その日のハンブルグは雨ですが)。たぶんうちの周辺だけではなく、ドイツ中どこでもそうだと思います。
お正月でもないのにこんなに花火が打ち上がることなど、そうあることではありません、大きなサッカーの試合ならではの花火です。
うちの前の通りは、結婚式でもないのにクラクションをなりっぱなしの車のパレードです。皆さん嬉しすぎて、通りやベランダに出てきていました。
決勝戦が終わったのは深夜ですが、なるほど、それで次の日から夏休みか、ちゃんと考えてるもんだと腑に落ちました。
ちょうどアルジェリアが予選通過が決まった日、私はフランスにいました。その日の夜の騒ぎも私は忘れられません。
もちろんフランスに住むアルジェリア系の人達の歓喜のお祭りです。深夜をだいぶ過ぎても収まらないお祭りも、私はなんだか良いなぁと思いながら眺めていました。
老若男女問わず、誰もが一緒に楽しめるこのようなイベントは、そう多くはありません。そう、4年に1度のイベントですから。
夏の夜長、テレビでサッカー観戦を口実に友人・知人と集まってバーベキューをし、まぁ勝てばなおいいですが負けてもそれはそれ。スポーツには勝者がいれば敗者もいます。
日本が早々に負けてしまったのはとても残念でしたが(日本国旗も準備したのに)、それはそれとして、私にとってもとても楽しいワールドカップでした。