最近は色々な方と連絡を取る際、ご挨拶や近情報告も兼ね「いやー実は今学期から大学に行くことにしました」とお伝えしています。
私はゴールドスミスです。
ゴールドスミス=日本語ですと彫金師や金工師、ドイツ語の Goldschmidin です。ヨーロッパの歴史的な背景もあり、私はこの職業のお陰である意味かなりちやほやされました。ゴールドスミスは中世からのマイスター制度、ギルド(ツンフト )にもある伝統的な職業です。
「自分で物を作る。あるいはクリエイティブである」ということと、ヨーロッパ、とくにドイツでは「おおおおおお」と一目も二目も、五目くらい置いてくださる職業なので、私にとってはありがたい文化です。
デザイナーやクリエイターというのは資格がある職業ではないのでかなり一般的に使える言葉ですが、とてもとてもありがたいことに私には「金属を加工する商業の資格」がある。この人はこういう人だ、と認識されるのにとても役に立つ資格です。
私自身も日本でよりもヨーロッパでのほうが、はるかに自分の資格にさらに誇りを持っています。
とくにドイツやフランス場合、少し親しくなると会話の中で「職業」に焦点が当てられることが多いです。私はいつも「ゴールドスミスです」と答えていましたし、これからもそう答えます。
でもこれからは、たぶん但書のように「…但し今は学生ですが」というふうに付け加えると思います…。
誰か:あなたの職業はなんですか。
私:私の仕事はゴールドスミスです。でも今は学生をしています。
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自分内想定問答
いったい私はどこに向かっているのだろう。
この但書の部分も自信を持って言える、そんな自分になりたいと今は思っています。
文末ですがもう一度…
私の職業はゴールドスミスです。金属でオブジェやジュエリーを作っていました。