🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

国境の街にて -ドイツとスイスの間で-

by Jade

ドイツ、スイス、そしてオーストリアの国境にまたがるボーデン湖。
その湖畔には、街自体がドイツとスイスにまたがっているコンスタンツという場所があります。

私はコンスタンツを散策中に偶然、そのまま人生標語になりそうな素晴らしい言葉を見つけました。

Grenzenlos denken

この言葉は、「境界線のない考え」というような意味で、ドイツ鉄道とスイス鉄道の「電車でどこでも行きましょう」という鉄道のキャンペーン標語でした。
Grenze が、国境や境界線など、境い目、限界などで、英語では border ボーダー にあたります。

コンスタンツは1つの駅構内で、こっちの端がドイツ、向こうの端っこがスイス。ここにいると国境など人が勝手に作ったただそれだけのものなのだと実感します。

国境を越える鉄道の標語に相応しいですが、その意味はどこにでも当てはまると私には思えます。自然界には国境などはなく、それは人が作るということ。そして自分の中に境い目や境界線はいらない。自分に限界などの境界線は不要なのです。

いやぁ良い言葉だなぁとしみじみ思いながら歩いていると、あれという間に国境を越えているスイスにいる、ヨーロッパのそのおおらかな感じが私はとても好きです。

You may also like

 Copyright © All Rights Reserved.