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5月16日から、一部国境がまた開き始めました。
ドイツは9ヵ国と国境を接しているので、各国が状況を見ながら順番に正常化が進むようです。
以前と同じようにコントロールなしで自由に国境の往来ができるようになったのはまだルクセンブルグ、近いうちにデンマークも、そして国境管理が緩和されたのはフランス、スイス、オーストリア。この3国は6月15日には国境もコントロールなしで行き来できるようになるようです。
国境近辺に暮らしている方々は国境を越えて通勤・通学されていることも多いので、ただでさえ外出の制限が厳しい中、職務質問や検問の渋滞などにも巻き込またりと大変なご苦労があったようです。
私はとくに国境近くに住んでいるわけではありませんが「国境が再び開く」というこの自由感、テレビを通して見たルクセンブルグとの扉が再び開く瞬間を見たときには一種感動的でさえありました。
このまま少しずつでも正常化が進み、世界中の多くの国々を自由に行き来できる日が1日も早く来ることを願って止みません。