新学期が始まって1ヶ月ほど経ちました。
必修の科目でも人気があるものは抽選となり、外れた場合は次回の機会を待たなくてはならないのですが、私は3つ申し込んだうち、3つとも当選するという幸運に恵まれました。
恵まれたのはよいのですが、3つとも外れてしいまった人もいるますし、全部を履修することは時間的にも無理なので、少し辞退したりしているうちに1ヶ月が飛ぶように過ぎてしまいました。明日はもう5月です。
コロナで世界が一転する2年前までは、自分にとって5月は休暇の季節だったなぁと思い出します。1年前の5月でさえ、自分がこんなに勉強家になっているとは想像もしていませんでした。
それが今では世界中の宗教を学ぶ、宗教と歴史三昧の日々です。自分で選んだ進路ですが、よくわからない領域に踏み込んでしまいました。
楽しいといえばとても楽しいです。テキストもどれも興味深いものばかりですし、世界中にある宗教の中にはまったく知らないものや、自分には今までに縁がなかったものも多くあります。とくに他の文化の宗教が広まる以前の、それぞれの土地の土着の宗教、その地域の人々が信じていた宗教との混ざり具合、混ざる過程とその歴史はやっぱり複雑でグロテスクです。
さらにその中でも広大なアフリカに根付いていた「魔女学」(witchcraft)と呼ばれる宗教が勉強の中心になるのですが、信仰自体はアジア的なところもあり、大変おもしろく学んでいます。
これから先、自分が勉強したい、あるいは研究したい方向に絞って学べるので、今のうちは世界中の様々な文化に根付いている宗教について勉強しておこうと思います。