もうだいぶ昔になりますが、2001年に日本で akaltama (アカルタマ)というジュエルド・アクセサリーのブランドが誕生しました。日本とヨーロッパで活動していたブランドでした。
アカルタマというブランドの名前は、日本神話の天明玉命(アマノ アカルタマ ノミコト)という玉造の神様に由来します。
− 雨上がりの森を歩いていたら、突然現れた太古の遺跡。
それは宇宙を旅する船でした −
…アカルタマの物語はここから始まりました。
その物語はいつの間にか日本を飛び出し、ユーラシア大陸のたくさんの国々で活動してきました。
シルバーやゴールド、プラチナを使ったジュエルド・アクセサリーやオブジェの制作から始まり、その他いろいろな素材を使いながら発展し、自分の作品・商品を持ってたくさんの国々に行き展示会に出展し、時間があればその国に少し滞在して旅行をすることが大好きでした。
そのアカルタマがこの度、2020年8月に amanomani (アマノマニ)という名前で再誕生 (reborn) しました。
amanomani (アマノマニ)という名前は、アカルタマ同様に古来の日本に由来します。
天の隨(アマノマニマニ)→ アマノマニ です。
amanomani のロゴマークは、古代からオリエント文化でよく使われている「ソロモンの4つの輪」を採用しました。オリエント・中央アジアが発祥の地と言われていますが、ケルト文化や中国文化圏でも同じ文様が見られるように、ユーラシア大陸で広く使われている結び目です。4つのリングが決して外れることなく結ばていることからどの文化、世界でも幸せを運ぶ印として伝統的に用いられています。
カラーのほうが、この4つの楕円形の輪が外れることがなく結ばれていることがわかりやすいかと思います。
この4つの輪はamanomaniは
「平和 Peace」
「喜び Joy」
「和 Harmony」
「愛 Love」
を表しています。
アカルタマのロゴマークは数学的な八角形、多面体ががモチーフになていました。遠目にはこのソロモンの4つの輪と、とても、とてもよく似ていました。
そしてこの度、アカルタマからアマノマニへ、硬い数学的な八角形のロゴマークから、4つの楕円が結ばれた柔らかい八角形へ、変容しました。でも以前のアカルタマをご存知の方は「似てる!」と思われることと思います。
amanomani のコンセプトは、ユーラシア大陸を東西につなぐシルクロードように。蜃気楼がゆらぐ砂漠、そこに揺れる宝石細工は夢または幻…素材も技法もオリエントに生まれたマクラメ(アラビア語のミクラマ、トルコ語のマクラマ)を使ったamanomani のジュエルド・アクセサリーはオンライン限定で reborn 再誕生します。