🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

【6月1日~8月31日】明日からドイツ鉄道がドイツ国内一律9€【但し特急は除く】

by Jade

時間が流れるのはとても早いもので、明日から6月です。間もなく夏休みになる州もある初夏の今、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn = DB)がどこまで行っても国内一律9€のキャンペーンを始めます。

9€か…日本円にすると1240円です(本日2022年5月31日相場)。
ドイツの新幹線、ICEや一部の特急は使えませんが、とても安いと思います。ガソリンの価格が高騰する中、夏休みは電車で休暇に行く方々もますます多くなることが見込まれ、大混雑がすでに予想されているようです。中央駅も混むだろうな。

ドイツは地域ごと、あるいは州ごとにもメンタリティのような地域民性にかなり違いがあります。
北ドイツでは少ないけれど南ドイツの人たちにより多く見られる傾向は、自転車ごと電車で休暇に行かれることです。北ドイツでももちろん自転車持参で休暇に行く人たちも多くいますが、南ドイツの比ではないように私は思います。春から秋にかけて、南ドイツの電車は自転車ごと乗車する人たちで立つ場所もないほど混雑したことに何度か遭遇したことがあります。大きいなリュックサックに雨具はもちろん、テント、なんならお鍋やカップ、替えのキャンプ用の靴なども自転車にくくりつけてあります。逆にいえば自転車がなければガラガラだとも言えます。

北ドイツの特徴はというと、たぶん私の肌感覚ですと、バーベキュー(BBQ)の頻度、生活の密着度が違います、高頻度です。スーパーで並んでいるBBQの設備、ツールが北ドイツのほうが格段に充実しています。(←キャンプ用品とは違います、家庭用バーベキュー用品です)

南ドイツは秋頃からはスーパーでスキーやクロスカントリー用品が並びますが、これは北ドイツのスーパーでは見られません。秋の始めには広場のマーケットで野菜やチーズのように、スキー用品を買ったり交換できる場があることは、北ドイツに住む私には珍しい光景でした。内陸で山岳地帯の南ドイツと、海が近くほぼバイキング文化の北ドイツとの、地理的な環境条件による伝統の違いに由来することかと思います。

なにはともあれ、明日からDBでドイツ国内一律9€です。大混雑にも負けず、電車で私もどこかに行きたいな。

You may also like

 Copyright © All Rights Reserved.