🇩🇪 多彩で多色、カオスで雑多なドイツの日常から時事のテーマも気ままに綴る身の丈自由帳 🇪🇺

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地球外生命体と宗教、そして倫理【今学期の主食】

by Jade

10月も最後の週になって、やっと全部の授業が始まりました。どの程度大変なのか、または簡単にクリアできるのか最初の授業でだいたいわかるので、これでやっと年末までの予定を組むことができそうです。

先学期はかなりなまけて ゆったりと講義をとったのでそのスピード感でずっと勉強を続けてもいいのですが、今になって謎にモチベーションが上がり、今学期は先学期の分も取り戻す勢いで時間割を作りました。クリスマス前のこの時期に一体私は何をしているのでしょうか。

ただ時間割はびっちりと詰め込んであるだけで、課題はなんとかなりそうです。エッセイとプレゼンテーションだったら、プレゼンのほうがだいぶ簡単にクリアできることがここ数年で身を持ってわかったので、プレゼンで済むものや、先生がプレゼンをする人を探していたら誰よりも早く挙手し、学期末にてんてこ舞いにならないようにすでに着々と準備をはじめています。

主専攻の宗教学でどうしても外せない、王道の講義は今学期は私はとても気に入っています。お題は「リチャード ブランソン氏、ジェフ ペゾス氏、イーロン マスク氏のデジタル時代・地球外生命体と宗教」です。とても良いテーマだと思います。これは本当に宗教学ならではのテーマで、歴史や神学、考古学では学びえない、これからの現代からこれからの未来と問題を考察するテーマだからです。

過去を記した文献に比べるともちろん資料や論文も少ないのですが、すでに研究している人たちも当然多くいます。地球外生命体というのはいわゆる「宇宙人」ですが、米国や欧州を中心にかなり本気で議論されています。それも宇宙工学などの分野ではなく、宗教学、倫理学の視点での研究です。主専攻なので私はプレゼンとエッセイをこの科目に選びました。イーロン マスクさんと迷ったのですが、結局選んだテーマは「地球外生命体と宗教」の中のユダヤ教を選びました。エッセイは先生と話してテーマを決めますが、この延長で深堀りして書きたいと思っています。なぜユダヤ教かというと、旧約聖書と直結しているからです。

数年前に他界された英国のホーキング博士は、地球外生命体と地球人との今後の接触の可能性を示唆されていて、友好的だとは限らないと主張されていたようです、私はホーキング博士の本はまだ読んでないのであまりなんとも言えないのですけど? 実際は倫理学的なテーマも紛れ込んでくる、少し複雑なことっぽいです。
ホーキング博士は理論物理学者ですが「神」についても多く語っているようです。宗教界…この場合は教会という意味ですが、宗教界、との溝は深かったようでも、宗教学というのはこのような論争を目をキラキラさせてごちそうを眺めるように、舌なめずりをして嬉しそうに研究している人たちが多いので、私は本能的に正しい専攻を選んだと思っています。自分にそんな習性が備わっているとは以前で考えてもみませんでした。

年内にはプレゼンは私の番が回ってくるので、とりあえずユダヤ教視点の見識を深めようと思います。

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