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ヨーロッパの中でも新型ウイルス対策の規制緩和が遅れていたドイツ。そのドイツの中でも特に「ホットスポット」として規制が厳しかったハンブルグでも、やっと今日から屋内でのマスク着用の規則が緩和されました。
「ホットスポット」といっても感染者数が多かったわけではありません。どちらかというと新規感染者数は比較的少なく、ハンブルグよりもっと多い州や地区はドイツでも他のヨーロッパの国にもたくさんあります。ただハンブルグの市長さんはドクターなので、少し神経質に気にされていたのかもしれません。でももうこれ以上、規制を厳しく設け長引かせる要因が見つからないように思います。規制緩和の道のりのラスボス、マスク着用義務が今日になってやっと屋内でも強制ではなくなりました。嬉しいわ…
もともとマスクの着用が義務づけられている場所から外に出るとすぐにマスクを外してしまう人が多い土地柄ですが、近隣の州ではすでにマスク着用の規制は撤廃されているのにと思うと、このもやもやする不平等感は否めませんでした。今日はスーパーに買い物に行って店内でもマスクをしなくてもよい、数年ぶりの解放感…私はマスクをする習慣が日本でもなかったので「マスクをしなくてはいけない」という規制はとてもストレスでした。
また秋になったらどうなるのか誰にもわかりませんが、とりあえず、春から夏にかけての今の季節だけでもマスク着用の規則がなくなって、私のストレスもだいぶ緩和されました。
明日からはもう5月です。ニュースを見ると胸が痛む話題が多い昨今ですが、まずは一番身近な自分周辺でのストレスが減って、心軽やかに5月を迎えられそうです。
マスク着用の義務と駐車禁止の共通点考察【北ドイツの場合】
日本にいる友達と話していてもなかなか信じてもらえないことは、ドイツは屋外やマスク着用が義務付けられている場所以外、マスクをしている人はとても少ないことです。